次世代電動ガンHK416Cのサバゲー向けカスタム

サバゲー装備

こんにちは、スナフです。

今回は普段サバゲーで使っている東京マルイ 次世代電動ガンHK416Cのカスタム箇所を紹介します。

2016年3月の発売後すぐに購入して、2017年2月現在まで毎回サバゲーで使っている電動ガンです。

実は2016年6月に一度紹介しているのですが、当時と比べていろいろと変更した部分もあるので今回改めて紹介してみようと思います。

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長期間使っていて気付いたこと

まずは長期間使い続けてきて気づいたことを書いてみます。

2016年の3月から2017年の1月まで約11か月間所有していて、サバゲーで使った回数は30~40回といったところです。

といっても、CQBフィールドでのセミオート戦が主体なので、発射弾数は15000~多くても30000発ぐらいじゃないかと思います。

初速の低下はほとんどない

初速の低下はほとんどありませんでした。

購入時点の初速は90~92m/sでしたが、インドアフィールドでも使えるようにインナーバレルを3cmほどカットして、89m/sに設定していました。こちらの記事に詳細があります。

サクッと調整!次世代電動ガンHK416Cの初速調整(インナーバレル交換編)
こちらにもHK416Cのカスタム記事(最新版)があります。 こんにちは!スナフです。 今回は次世代電動ガン HK416Cの初速調整を記事にしてみます。 インナーバレルを交換することで簡単に初速を上げたり下げたりする方法です! ど...

現在でも同じ弾速計を使って88.5m/s出ていますので、初速は低下していないと言えると思います。

ちなみに気密アップのためのグリスアップといったメンテナンスは特に行っていません。
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ストックチューブナットのゆるみ

これは購入後1~2か月ほどで発生したのですが、ストックチューブナットがゆるんでストックが少し回転してしまうという問題が何度か起きました。

この部分です。

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このゆるみを放置するとロアフレームとストックチューブのガタつきに繋がりますので、専用のレンチを使ってしっかり締めるようにした方がいいと思います。

締める→ゆるむ→締めるというのを2,3回繰り返した後はまったくゆるまなくなりましたので、製造時の締め込みが甘かったんじゃないかなーと思います。

次世代M4系のエアガンを持っているのであれば、ストックチューブレンチは買っておいた方がいいと思います。

セミオートポジションで通電不良

これは購入後2~3か月後に発生した問題で、セレクターレバーをセミオートのポジションに合わせていると弾がまったく出ないことが頻発しました。

セミロックかな?と思っていたのですが、セミから少しだけフルオート寄りにスイッチを動かすと通電するのでスイッチの問題ということがわかりました。

次世代電動ガンはセレクターレバーの操作でトリガーを物理的に動かせないようにすることに加えて、同時にセレクター連動接点のON/OFFも行う仕組みになっています。

セレクターレバーに連動して動くセレクタープレートの動きが甘いと、セミオートにした時も接点が接触しない状態(OFFのまま)になります。

いろいろ調べてみると東京マルイの電動ガンによくある症状ということで、定番の対策であるセレクター連動スイッチを半田付けして常時通電状態にすることで解決しました。

修理にはこちらのブログを参考にさせていただきました。ありがとうございましたm(_ _)m

http://zenkai.militaryblog.jp/e782131.html

剛性は全く問題なし

ゲーム中に何度かぶつけたり落としたりしましたが、特にがたつきもなくしっかり使えています。

めっちゃ丈夫です。

内部のメンテナンスをしつつ丁寧に使えばあと数年は大丈夫なのでは?という感覚です。

ただ、この記事を書いていて思いましたがそろそろ給弾経路とメカボックス内のメンテをやったほうがいいのかもしれないです。定期的にメンテすれば使いつぶすより長持ちするはずですしね・・w

カスタム箇所の紹介

次に、今までに行ったカスタムについて書いていきます。

サマリウムコバルトモーターに変更

買ってすぐにサマリウムコバルトモーター、通称サマコバに変更しました。

東京マルイ製の電動ガンに東京マルイ製のモーターを付けるんだから細かい調整とかいらないでしょ!というノリでポン付けしましたが、ギア鳴きや異常な発熱もなく問題なく使えています。さすがマルイさんw

ちなみにサマコバの価格はAmazonがかなり安めなのでおすすめです。

インナーバレルのカットによる初速調整

前述しましたが、初速を下げる目的で23cmのインナーバレルを3cmカットして20cmにしてあります。これにより初速が約91m/sから約89m/sぐらいに下がりました。

CQBフィールドであればこれぐらいの初速で十分です。30m先のバリケから出ている肘とか手にも十分当てられます。

リポバッテリーの使用、SBDの取り付け

レスポンスアップのためにリポバッテリー(リポ化)を使っています。

リポ化するとスパークによりスイッチやモーターの接点が焼けてしまうので、SBD(ショットキーバリアダイオード)を接続しています。

(プリコックのためにFET化してしまったのでSBDはもう不要なのですが、モーターのスパークにも効くかな?ぐらいの感覚で付けっぱなしにしています。。)

SBDについてはこちらの記事に詳しく書いています。

ショットキーバリアダイオード(SBD)の取り付け
今回はショットキーバリアダイオード(以下SBD)の取り付けについて説明します。 SBDとは、電動ガンのスイッチ上で発生する放電(スパーク)による接点摩耗を軽減するためにつける電子部品です。 リポバッテリー等の大電流バッテリーを使用した場...

また、ミニS型リポバッテリーの収納スペースとして東京マルイ製PEQ16型バッテリーケースを使っています。

 

以前はイーグル製のPEQ2ケースを使用していたのですが、ゲーム中ぶつけた際にマウント部分が破損してしまったためマルイ製のものを買いなおしました。

 

東京マルイ製PEQ-16バッテリーケースはマウント部分が金属製で頑丈そうです。

また、横幅も若干短いのでレールによりフィットする感じで取り付けたときの違和感が少なく、出っ張っている部分をバリケード等にぶつける心配も少なくなると思います。

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さらに、スペーサーを使うことで長さを変えることができ、最大でミニSサイズのバッテリーを収納することができます。(FETスイッチも)

あと、上蓋が開く構造なので、バッテリーの交換も簡単です。
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ただのケースにしては少し高いですが、PEQ型のバッテリーケースを買うのであれば東京マルイ製がよいと思います。おすすめです。

ハイマウントのドットサイト

ドットサイトはノーベルアームズのSUREHIT MRSを使っています。

マウントは同じノーベルアームズのハイマウントです。

実銃対応だけあってかなりしっかりとした作りです。

  • 輝度調整範囲が広い。暗いインドアから晴天の屋外フィールドまで十分にドットが見える。
  • ゼロインの調整範囲も広く、確実にゼロインできる。
  • ドットの大きさは3MOAということですが、それよりは少し大きく感じる。
  • ドットのにじみはない。

フルフェイスのゴーグル越しでもしっかりとレンズを正面から覗けるよう、ハイマウントレールと組み合わせて使った方がいいと思います。

ノーベルアームズのハイマウントに載せるとこういう感じです。

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あと、レンズには必ずポリカーボネート製のフィルターを付けましょう。厚みは1mmでも十分だと思います。

実銃対応のドットサイトでもレンズに弾が当たると簡単に割れてしまいます。

(サイトロンのXシリーズ等、強化ガラスの製品を除いて)

フラッシュライト等を付けている場合も同様にフィルターを付けた方がいいです。

リコイルオミット、イジェクションポートの開閉キャンセル

次世代電動ガンの目玉機能であるリコイルとイジェクションポートの開閉をキャンセルしました。

最初は振動を楽しむためにあえてリコイルを残していたのですが、飽きてきたタイミングでキャンセルしてしまいました。

 

HK416CのリコイルオミットはK-Hobbyさんのブログが参考になります。とても簡単にできました。

超簡単!次世代416Cを1.5世代化!!
春を愛する人 「けんちゃん」です。 ・ ・ ・ ぶふぅーーーーーーーー(息) ・ ・ ・ 春なんだなぁ・・・ …

 

イジェクションポートの開閉キャンセルはこちらがわかりやすいです。

http://amf.militaryblog.jp/e763319.html

ピストン回路付きFETスイッチの搭載

レスポンス向上のためにキットボーイ FETスイッチ スリムステップ3を搭載しました。

この製品は、モーターの通電時間を通常より少し長くすることで、ピストンを後退位置で停止させることができるFETスイッチです。ピストンを後退位置で停止させることをプリコックといいます。

ピストンが後退位置にある状態で次にトリガーを引くと、通常よりも速いタイミングで弾が発射されるという仕組みです。

もともと電動ハンドガンに使っていたものを使わなくなって放置していたので、余らせるぐらいならとりあえず長物に載せてみようか、、という感じでカスタムしました。

スリムステップ3は通電時間を延ばすという単純な仕組みだけでプリコックを実現しており、価格はかなり安いです。

ただ、次世代電動ガンにプリコック機能を搭載するのであれば、Big-out製のDTMシリーズのほうが多機能でより正確なプリコックができるのではないかと思います。

とりあえず今のところはスリムステップ3のレスポンスで十分ですw

この構成のHK416Cを使っているサバゲー動画

最後に、この記事の構成のHK416Cを実際に使っているサバゲー動画です。

前半にいくつか射撃シーンがあるので、精度とレスポンスが分かりやすいかと思います。

 

今回はこんなところです。

気づいたら4000文字近く書いていました。。

めっちゃ長くなってしまいましたが現時点でのカスタム箇所は網羅できたと思います。

HK416Cに関しては今のところこれ以上のカスタムをする予定はなく、次世代電動ガン向けの光センサー式FCUが発売されたら別の本体を買ってカスタムしてみようと思っています。

(2018/04/04追記)

次世代電動ガンHK416CにFCU 陽炎3型を組み込みました。詳細はこちらです。

プリコックとアクティブブレーキが効果大!不知火商店製FCU/陽炎3型レビュー!
こんにちは、スナフです。 今回は次世代電動ガン向けのFCU(ファイアコントロールユニット)、不知火商店製 陽炎3型をレビューします。 陽炎3型は東京マルイ製のM4・HK416型の次世代電動ガンに組み込めるFCUです。 FCUとは、...

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