Popular Airsoftの以下記事によると、2017年5月13日、フランス南東部のイゼール県にある”Le fort de Montgilbert (Montgilbert城)”において、ナイトゲーム中に4階フロア(地上高7m)から転落して27歳の男性が亡くなったということです。
Montgilbert城の場所はこちら。
事故発生から3日後の5月16日には参加者60人および主催者への事情聴取が完了しており、転落した際、男性は木製の板に乗ってエレベーターシャフトを渡ろうとしていたと考えられているということです。
また、ゲーム開始前にすべての安全上の条件を満たしていたかを確認することも捜査の対象になっていたようです。
Airsoft Franceではこの件について、ゲーム主催者、フィールド管理者、もしくはフィールド所有者(今回は自治体)の誰に法的責任があるのか?という投げかけをしています。

Popular Airsoftの記事ではまた、サバゲーフィールドは遺跡や昔の軍事基地、要塞、廃墟、放置された工場といったメンテナンスされておらず破損した状態の場所が多いため、危険なエリアに立ち入れないようになっていなければならず、参加者に事前の説明を行い、できれば危険なエリアの前に係員を配置するべきだと書いています。
また、優勢を得るためにリスクを犯して危険な行動を取ることは、実際の軍事作戦においては意味があることかもしれないが、サバゲーにおいては常に安全が優先するとも書いています。
今回Popular Airsoftが一次ソースとして利用したのは以下記事のようです。

感想
海外のサバゲー動画を見ていると広大な廃墟や要塞を利用したゲームができて羨ましい!と思っていたのですが、そういうところはサバゲー専用に構築されたフィールドに比べてより危険ということですね。。
日本のフィールドでこれほど危険なところはないとしても、自分自身に起こるリスクも考えて、より安全を考慮してサバゲーに参加したいと思いました。
イベント主催者、フィールド管理者、ご家族やチームメンバーの気持ちを察するに余りあります。
故人の冥福を祈るとともに、ご家族、チームメンバーに心からお悔やみを申し上げます。
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