こちらにもHK416Cのカスタム記事(最新版)があります。

こんにちは!スナフです。
今回は次世代電動ガン HK416Cの初速調整を記事にしてみます。
インナーバレルを交換することで簡単に初速を上げたり下げたりする方法です!
どうして初速を調整する必要があるかというと、フィールドに応じて初速制限がまちまちなのと、フィールドの広さや構成によっても最適な初速が異なるからです。
ロングレンジがあるフィールドであれば初速制限も高め(0.2g 95m/s)になっていますし、そうでないCQB系のフィールドは少し低め(0.2g 92m/s)になっていたりします。
また、インドアフィールドはさらに低く、0.2g 90m/s未満のところが多いと思います。
なお、エアガンの初速は法律で制限されていますので、弾速計を用意して慎重に作業することをおすすめします!
スナフの次世代HK416C
初速調整に入る前に、外装に取り付けているオプションを簡単に説明すると・・・
まず、ドットサイトはハイマウントベースの上にノーベルアームズ SUREHIT ACCURAを載せています。
ACCURAは買ったばかりでまだ実戦で使ったことはありませんが、使用感をまたブログに書こうと思っています(^^)
以前はもう少し背の低いドットサイト(同社製 COMBAT80)を使用していたということもあり、ACCURAにはハイマウントベースが少し高すぎるかもしれないので、必要があれば実地での使用感をもとに調整する予定です。
次に、ちょっと変わった形のフォアグリップをつけていますが、これにはなんとバッテリーを収納することができます!
CYMAのA2スタイル バッテリー ストレージ フォアグリップという製品で、グリップの中にミニSバッテリーがすっぽり入ります。
少し大きいですが、握った感じは特に違和感もありません。
ただ、バッテリーを交換するときは、フォアグリップをレールから取り外さないといけないので少し面倒です。。
取り付けはナット式で、しっかり締めておかないとフォアグリップがレールから外れてしまうので要注意です!
バッテリーとコネクタまわりはこんな感じです。
交換するインナーバレルの種類
それでは本題のインナーバレル交換を順を追って説明します!
現状は260mmのライラクス BCブライトバレルを取り付けています。(デフォルトは230mm)
安価で弾道も問題なく、長さも豊富なのでインナーバレル長の調整に適していると思います。
260mmに換装した状態で、初速は92~94m/sです。(デフォルトだと89~91m/s)
HK416Cに260mmのインナーバレルを入れると、このようにフラッシュハイダーの先端から少しはみ出てしまいます。(減速アダプターが使えなくなるで注意してください。。)
ハンドガードの取り外し
まずはハンドガードを外します。
このネジをビニールテープ等でねじ山を保護しつつ、プラスドライバーでおもいっきり回します。垂直方向にしっかり力を加えつつ、左回転させます。
このネジだけでハンドガードは取り外せます。
ハンドガード内には前方配線が通っているので、ハンドガードは慎重に引き抜いてください。
アッパーとロアーを分離
この位置のピンを叩き出します。もう一個のピンはダミーなので叩かないでください。
次に、チャージングハンドルを少しだけ引いた状態で固定します。
コインを挟むと楽です。
これで準備OKです。少しずつアッパーを引き抜いてください。
HK416Cの注意点は、前方配線がロアー側(メカボックス)に接続されていることです。
前方配線をハンドガード側から少しずつ送り出すように慎重に進めましょう。
そして、うまく引き抜くとこうなります!
チャージングハンドルについてるバネは簡単に外れるので、無くさないように注意してください。
あと、前方配線に無理な力が加わると、メカボックス側の接点が簡単に折れてしまいます。
くれぐれも注意してください!
(というか多分最初は折ってしまうと思うので、半田ごてがあったほうが良いと思います。)
インナーバレルの交換
チャンバーからインナーバレルとホップパッキンを引き抜いて、インナーバレルだけを交換します。
分解するとこうなります。
このあたりは他の次世代電動ガンと同じだと思うので、細かい画像は割愛します。
注意点は、チャンバー、ホップパッキン、インナーバレルの固着です。
分解前にホップパッキンまわりにシリコンスプレーを吹きかけてしまったほうが、ホップパッキンを傷つけずに楽に分解できると思います。
なお、シリコンオイルが付いたまま組み付けるとホップがかかりにくくなるといった影響が出るので、分解後はBB弾の経路を適切に脱脂しておきましょう。
ちなみにスナフはホップパッキンのBB弾と接しない部分にだけシリコンオイルを付けるようにして、気密をアップさせるようにしています。
あと、パッキンを引き抜くと、ホップの押しゴムが外れてしまうことがあるので無くさないようにしましょう。
押しゴムが外れたときは、上の画像のように全部バラしてからインナーバレルを組み付けたあとに、ホップ調整用の押し棒とゴムを取り付けるようにすればOKです。
組み立て時のポイント
HK416Cは前方配線がかなり邪魔です。
配線を避けてチャンバーをセットし、さらにチャンバーとメカボックスの間に配線が挟まらないように注意して組み立てる必要があります。
この作業のときにもっとも配線が断線しやすいので、慎重に作業してください。
ちょっとわかりにくいですが、前方配線はこういう経路になっています。
(画像は拡大できます)
配線二本ともに、チャンバーを避けるように本体の左側からチャンバーの上部を通ってハンドガードに抜けるように引き回すのがコツです!
ホップ調整ダイアルと配線の干渉にも注意しましょう。
インナーバレル交換後の初速
ホップがかかりすぎていない確認してから初速を測定しましょう!
今回、初速は93→89m/sに下がりました。
今回取り付けたインナーバレルは標準バレルを15mm切断したものです。
インドアフィールでも使える速度に調整しています。
ちなみにモーターはサマリウムコバルトモーターに交換してあります。
2000mAのリポバッテリー+サマリウムコバルモーターの組み合わせだとレスポンスはこんな感じになります。
@snafuffu サマコバ+リポ2000mAのレスポンスはこんな感じです。 pic.twitter.com/tv5gnKQr4o
— スナフッフゥ6/19BUDDY (@snafuffu) 2016年6月6日
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