以前紹介したアバターグレネードが量産に向けクラウドファンディングを開始しています。
今回はその詳細をわかりやすくまとめてみました。
最新の動画はクラウドファンディングのページにもアップされているこの動画です。
起爆の瞬間がスロー再生となっているのでBB弾の飛び方がわかりやすいです。(0:44~0:48付近)
製品紹介
公式サイト、クラウドファンディングのサイト、Youtubeにアップされている動画、開発チームにメールで問い合わせた情報をもとに製品の詳細をまとめます。
外装交換システム(SKINZ)
恐らくもっとも画期的なのはSKINZと呼ばれる外装交換システムだと思います。
ガスの充てんと衝撃感知による起爆の機能を持つグレネードのコア部分とは別に、BB弾を装填する外装部分を用途に応じて交換できるというものです。現時点では標準SKINZ1種類を含む3種類が公開されています。
各SKINZの特長
スタンダードSKINZ
製品標準のSKINZで、別売りではなく最初からついているものだと思われます。
このSKINZは過去の動画でも何度も公開されているもので、グレネードの上下計12か所?にBB弾の発射口があるタイプです。クラウドファンディングのページでも紹介されているとおり、BB弾の拡散性を優先しており、敵の至近距離に投擲することで威力を発揮するタイプだと思われます。
オーブSKINZ
名前のとおり球形のSKINZです。前の記事でも色々な用途のSKINZが出てくるのでは?と書いていましたが、こんなものが出てくるとは思っていませんでした 笑
ボールを地面に転がすように投擲することで、より遠くのターゲットを狙うことを意図しているようです。衝撃感知式なので、転がしたときにどのように起爆させるのかが気になりますね。
バウンドさせて起爆することでBB弾を発射しながら転がすのか、転がしてフィールドのバリケードや壁面にぶつけることで起爆を狙うのか、いろいろな使い方がありそうです。
TACPHOON SKINZ
TACPHOONってなんやねんと思いましたが、開発元のRemyさんに聞いてみたところ、TACtical + tyPHOON で TACPHOON だそうです。最初見たとき誤字だと思ってましたすみません・・w
このSKINZは外見からはどういうものなのかよくわかりませんが、クラウドファンディングのサイト上には以下のようにあります。
– Tacphoon型Skinz : このSkinzは威力が強いタイプで、有効半径約5メートルの範囲で恐ろしい悪夢のようなBB弾の爆風を発生させることができます。
威力が強調されたSKINZということのようです。たしかに写真をよく見るとBB弾の射出口が1か所しかないようにも見えます。サイクロンインパクトグレネードもBB弾の射出口を一か所にすることで高い威力を生み出していますので、同じようなコンセプトなのかもしれません。
充てんできるガスの量はサイクロン15gに対してアバターグレネードは25gとかなり多いので、サイクロングレネードより威力が強いのかもしれません。となると上記の説明もわりと真実味がありそうです。
個人的にはこのSKINZを一番使ってみたいです。しっかり撃たれた感がある方がサバゲーは楽しいと思っているので・・w
基本機能のおさらい
過去の記事でも書いていますが、特筆すべき点だけに絞って改めて書きます。
機能面
起爆方式はインパクト(衝撃感知)式です。動画を見る限り、激しくゆすっても暴発することはないようです。
セイフティの切り替えはトルネードグレネードやサイクロングレネードのようなピン+スプーンによる安全装置ではなく、グレネードのコア部分にある回転式のスイッチによって切り替えできるため操作が簡単です。ピンとグレネードの紛失を心配する必要もないので、誰にでも簡単に扱えると思います。こんな感じです。
BB弾の飛び散り方は使用するSKINZにもよると思いますが、動画を見る限り、標準SKINZでは12か所の射出口から同時発射されたBB弾が広範囲に飛び散っている様子がわかります。
威力については飛び散り方と同じでSKINZによると思います。ただ、充てんできるガスはサイクロングレネードの約1.7倍と多いので、威力が弱いということはなさそうです。燃費は確実に悪いですが 笑
耐久性
コアの材質はCNC加工のアルミ、内部パーツ(恐らく起爆に使うパーツ?)にCNC加工のスチールを使っており、かなり贅沢な仕様となっています。
また、外装(SKINZ)は高密度のポリカーボネート製ということで、衝撃にもかなり強いと思います。ポリカーボネートはサバゲー用ゴーグルのレンズ部分にも使われる材質で、簡単に割れたりすることはありません。
さらに、安全装置が回転式のスイッチとなったことにより、スプーンとピン自体が存在しないので、それらの耐久性を考慮する必要がありません。
サイクロングレネードは本当にスプーンが折れやすくて個人的に不評なので、このメリットは計り知れません・・・w
基本機能まとめ
サイクロングレネード=マルイのスタンダード電動ガン
アバターグレネード=マルイの次世代電動ガン
という位置づけだと考えればわかりやすいんじゃないでしょうか。それぐらい違うと思います。(まだ使ったことはありませんが)
クラウドファンディングとは?
次に今回アバターグレネードが実施しているクラウドファンディングについて説明します。
クラウドファンディングとは、一般の人が製品やサービスを企画、製造する企業や個人に出資することで、その見返りとして割安で製品を貰える仕組みです。
企業側は資金調達、顧客側はサービスや製品の割引を受けるという関係で成り立つ仕組みです。
早期割引版と違う点は、プロジェクトがポシャると製品も受け取れないしお金も返ってこない点(一応製品を受け取る権利は残るみたいですが…)です。
今回のプロジェクトはINDIEGOGOのFlexible Fundingなので、プロジェクト終了までは返金要求できますが、プロジェクト失敗時の返金がない点は要注意です!
製品ラインナップ
AVATAR DOG TAG COLLECTOR
SPECIAL SKINZ PACK +送料 = (25%OFF)
MARVELOUS EARLY BIRD +送料 = 9(34%OFF)
SUPER EARLY BIRD +送料 = 9(26%OFF)
EARLY BIRD +送料 = 9(17%OFF)
EARLY BIRD DUO 0+送料 = 9(21%OFF)
TEAMMATES REQUIREMENT 5+送料 = 5(21%OFF)
BB WAR 0+5 = 65(21%OFF)
RETAILER CORNER 40+0 = 20
まとめ、結局買いなのか?
動画や説明ページを見る限り、製品候補となるプロトタイプの基本機能は素晴らしいです。
サイクロングレネードを毎週のようにサバゲーで使用していますが、サイクロンに比べるとアバターグレネードは圧倒的に耐久性が高そうな印象です。
コア部分に金属を使用している、外装が高密度ポリカーボネート製、ピンとスプーンが不要などなど。
価格はサイクロンの約2倍と高価ですが、CQBフィールドでサイクロングレネードを使う人も増えてきていますし、実際にこの品質で発売されれば使う人は確実に増えると思います。
計画通りに製品化が進めば2016年12月には量産を開始、その1ヶ月後に発送を開始するみたいなので、うまくいけば年明けには入手できることになります。
試作品の品質をキープしつつ量産に成功してほしいところです!
ちなみに今回スナフはクラウドファンディングのページの日本語訳を引き受けました。とりあえずおもろいことをやろうという勢いだけで引き受けましたが、まぁまぁちゃんとできたと思いますw
今回は以上です!質問等あればコメントかTwitterで聞いていただければ開発元にバケツリレー方式で問い合わせます!
あ、クラウドファンディングのページはこちらです!

予約方法(7/28追記)
アバターグレネード欲しいけど予約のやり方がわからない!という質問をもらったので追記します。
①プランを選択
②名前、メールアドレス、送付先(名前、国名、住所、都道府県、郵便番号)、支援者名の表記の種類を入力
Full Name = 名前 苗字をローマ字で
Email Address = メールアドレス
Country = Japan
Street Address =住所、ただし日本とは逆で、部屋番号、マンション名、番地、町名、区名、市名、都道府県名、の順で書きます。
City = 都道府県名
Postal Code = 郵便番号
下の方にあるContribution Appearanceは、クラウドファンディングのページ上で支援者の名前を表示する際の表記名をどうするか選択できます。Twitter名にしてもいいかもしれません。
入力項目を確認したら、右側のピンクのリンクをクリック
③PayPalアカウントで決済
左側の価格が合ってることを確認してからPayPalアカウントでログインしましょう。
PayPalアカウントはクレジットカードがあればすぐに作成できます。
作り方はこちらです。日本ではあまりなじみがありませんが、海外ではわりとメジャーな決済方法ですね。
入力項目もあまりないので簡単だと思います!
コメント
オーブの入ったセットないのでしょうか?
コメントありがとうございます!
現在はこちらで予約できるようですが、今のところ本体とオーブスキンのセットはないみたいですね。
https://avatar-grenade.com/shop/