ドットサイトレビュー!ノーベルアームズMRS/COMBAT80とOpt-Crew RMRレプリカの違い

サバゲー装備

こんにちは、スナフです。

今回は普段使っているドットサイト(リフレックスサイト)を比較しながらレビューします。

サバゲーに必要なドットサイトの条件も説明しつつ、一歩踏み込んだレビューにしていきたいと思います。

比較するのは以下3機種です。

ノーベルアームズ SURE HIT MRS ドットサイト

実銃対応のドットサイトです。今回の比較では一番優秀でした。

Opt-Crew Trijicon RMR-AD型 ドットサイト (レプリカ)

とても有名なTrijicon RMRのレプリカです。レプリカですが実用レベルだと思います。

ノーベルアームズ COMBAT80 3MOA

マイクロドットサイトではないですが、低価格のわりに高性能なドットサイトです。今回はサバゲーでの実用性の最低ラインという位置づけで登場してもらいました。

M4マウントベース High-Short

今回使用したマウント、ノーベルアームズのM4マウントベース High-Shortです。
マウント後のゆるみもなく確実にマウントできます。

フルフェイスのゴーグルをしているときでも無理なくエイムできる高さです。

あと、上面の20mmレールにPEQケースを載せていても問題ない高さです。

サバゲーでちゃんと使えるドットサイトの条件とは?

比較を始める前に、まずはサバゲーに使用する上で必要とされる機能ごとに要件をまとめます。これが比較の基準となります。

基準は人それぞれだと思いますので、ぼくが普段よく遊んでいるインドア・アウトドアのCQBフィールドでの使いやすさと考えてもらえれば分かりやすいかなと思います!

①ドット(照準点)の上下左右の調整範囲が十分に広いこと

ドットサイトを銃に取り付けた後、まず最初に行うのがゼロインです。

ホップ調整等を済ませて正しい弾道になっていることを前提に、実際の着弾点と同じ位置にドットが来るようにドットの上下左右位置を調整します。

この際、実際の着弾点がドットサイトの調整範囲を超えてしまうことが稀にあります。

ものによってはドットのセンターが最初からずれてしまっていて、いくら調整しても着弾点に合わせることができないなんてこともあります。いわゆる外れ商品というやつです。。

今回比較した3機種はどれもセンターのずれもなく十分な調整範囲がありました。

②ドットの明るさ(輝度)の調整範囲が十分に広いこと

ドットの明るさは最低限の視認性さえあれば暗ければ暗いほどいいと思っています。

最低限の視認性とは、ゲーム中、瞬間的なエイムをするときにドットがしっかり見えるレベルの明るさということです。

暗すぎるとドットの位置を見失うことがありエイムが遅れてしまいますし、逆に明るすぎるとドットが目立ちすぎて相対的に標的の視認性が下がってしまいます。

なので、ドットサイトの輝度を暗すぎず明るすぎない状態に調整することはとても大事だと思います。

これは僕の場合だけかもしれませんが、ドットが明るすぎると弾道が見えにくくなってしまいます。連射しているときでも一発ずつ弾道を見ながら着弾位置を修正しているので、ドットが明るすぎるととても不便に感じます。

また、インドアとアウトドアでは必要とされる輝度が全然違います。

インドアではかなり暗めに設定しないと眩しく感じてしまいますが、アウトドアでは逆に明るくないとドットが消えてしまって見えなくなります。

輝度の調整範囲が広ければ、インドアからアウトドアまでどんな環境にも対応できます。

③ドットの大きさが適切であること

このあたりは好みですが、僕はドットは小さい方がいいと思っています。

大きすぎると標的や弾道が見えにくくなるためです。エイムするときにドットを見失わないよう大きいサイズの方がいいという人もいると思います。

④電池寿命が長いこと

高級機種ほど電池が長期間もつというイメージです。

電池残量が減るにつれてドットは暗くなっていきます。電池の持ちがいいドットサイトは交換の手間が省けるというだけでなく、長期間にわたって同じ明るさでの照準ができるということなので、意外と重要な要素だと思います。

⑤ドットサイト本体の大きさ

本体は小さい方がいいと思っています。ドットサイト自体のシルエットで視界が制限される感じが少なくなるためです。

レンズが大きい方が狙いやすいという考え方もあるかもしれないですが、マイクロドットサイトでも普通のドットいサイトでも狙いやすさに差はないかなーという印象です。

特に長物であればストックに頬当てするので、かならず眼球の正面にレンズが位置するはずです。

⑥ドットサイトの重量

軽い方が実用的だと思います。(短っ

 

3つ並べて比較

まずは重量です。自作のポリカーボネート製カバーとレールマウント込みの重量です。

カバーは外すのが面倒だったのでそのままです、すみません・・w

MRSは68gです。
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RMRレプリカは65gです。大差ないですがMRSを超えていますw
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COMBAT80は84gと大きさのわりにはかなり軽量です。本体が樹脂製だからだと思います。
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左側面です。上からMRS、 RMRレプリカ、COMBAT80です。

並べて見比べると、RMRレプリカとMRSはほぼ同じ大きさだとわかると思います。

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右側面です。同様に上からMRS、 RMRレプリカ、COMBAT80です。RMRは輝度調整のボタンが右左側面に分かれていて使いやすいです。

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正面です。左からCOMBAT80、RMRレプリカ、MRSです。正面のシルエットは意外とCOMBAT80も小さいです。

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上から。左からCOMBAT80、RMRレプリカ、MRSです。COMBAT80は長いですね。

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裏面です。裏面はとても重要です!(レールの溝を何本使うかわかるのでw

COMBAT80は2本、RMRレプリカは3本、MRSは1本です。

MRSは1本なので、溝と溝の間隔が微妙に違うレールでも気にせず取り付けできそうです。

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輝度の比較

輝度を比較していきます。画像だと少しわかりにくいので、3機種を使い込んだ感想も交えて説明していきます。

MRSの輝度

まずはMRSです。上が輝度最小、下が最大です。(※MRSはNVモードを除いた最小輝度)

インドアから晴天のアウトドアまで対応できる調整範囲です。

最大輝度はかなり明るいですが、にじみや反射は少ないです。

公称3MOAですが、それよりは確実に大きいです。輝度が小さいときのほうがドットの大きさが気になる感じがします。

MRSは電池寿命が長く、輝度設定#6で6千時間、輝度設定#3~5で25万時間となっています。

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RMRレプリカの輝度

上が輝度最小、下が最大です。

3機種の中で最小輝度が一番明るいです。

インドアフィールドだと最小輝度でも少し明るすぎると思います。

アウトドアではばっちり使えます。輝度を上げていくと少しにじんだ感じになります。

電池は普通に切れます。付けっぱなしにするとダメなタイプですね。

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COMBAT80 3MOAの輝度

3機種の中で最小輝度が一番暗いです。

細かい輝度調整ができるのと、ドットの大きさも3機種の中で一番小さいです。

インドアフィールドで微妙な輝度調整をするときは便利だと思います。

最大輝度は他の二機種には少し劣りますが、晴天の屋外でもドットは視認できるレベルです。

(今まで気にしたことはなかったですが、比べるとレンズがめっちゃ青い・・・)

電池は普通に切れます。最大輝度低めの機種ということもあり、暗くなってくると屋外での明るさに不安が出てきますので、こまめに電源を切った方がいいと思います。(一応、自動電源OFF機能は付いています。)

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マウントしたときの外観

MRSの外観

RMRに比べて少し背が低いので、外観は一番すっきりしているかなと思います。

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横幅は45mmぐらいです。

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高さはマウント込みで55mmぐらいです。

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RMRレプリカの外観

RMRレプリカもコンパクトですっきりしています。ノーベルアームズのマウントと幅がぴったりです・・。

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レンズはMRSの方が少し大きいような気がします。ただエイムにはほとんど影響ないです。

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長さは40~45㎜ぐらいです。MRSとほぼ同じです。

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高さはマウント込みで55mmぐらいです。高さもMRSとほぼ同じです。

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COMBAT80の外観

これもそんなに外観悪くないと思いますがどうでしょうか・・・。

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レンズの青みもぶっちゃけ背景が白じゃなければあまり気にならないです。

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横幅は75mmぐらいです。

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高さは60~65㎜ぐらいです。

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どれがおすすめ?

COMBAT80はかなりコストパフォーマンスが高いです。マイクロサイズが不要ならこれ1個でインドアからアウトドアまで十分に対応できます。難点は全体的に輝度が低めなのと、電池寿命ぐらいでしょうか。

とはいえ屋外でも使えますので、初めてドットサイトを買おうと思うんだけどどれがおすすめですか?と聞かれたら迷わずCOMBAT80と答えると思います!

 

マイクロサイズのドットサイトが必要なのであれば、少し高いですがMRSも選択肢に入ってくると思います。

実銃対応品なので、ガスブロハンドガンのスライドにマウントしても大丈夫だと思います。

Opt-CrewのRMRレプリカも実用レベルではありますが、全体的に輝度が明るめでインドアフィールドだとちょっと明るすぎるところがマイナス点でしょうか。。

ちなみにぼくが一番よく使うのはMRSで、COMBAT80は予備としてフィールドに持っていっています。




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