(※2017/2/17 最新バージョンの改善点について追記しました。)
こんにちは、スナフです。
今回はDCI Gunsさんのサイクロングレネード用ホルスターを紹介します。
届いた週に早速CQB FIELD BUDDYさんの定例会で投げまくってきまして、それを踏まえたレビューとなります。
使ってみて思ったのは、今までグレネードを投げるためにやっていた、①ポーチから出して、②ピンを外し、③スプーンを取って、④それから投げる、という手順は本当に無駄だったんだな、、という印象です。
このホルスターを使うと本当に簡単にグレネードを投げられるようになるので、普及すると間違いなくグレネードキルが増えると思います。
それでは詳細を見ていきます!
DCI Guns製サイクロン用ホルスターの特長
ピンとスプーンを一切使わなくなる。
ホルスター自体が信管を固定する安全装置を兼ねているため、ホルスターに装着するだけでスプーンとピンを装着したのと同じ安全な状態になります。
(サイクロン標準のスプーンはとても壊れやすいので、むしろスプーンを付けているときより安全だと思います。)
ホルスターの保持力もかなり強いため、何かのはずみで外れてしまうようなこともありません。
また、ホルスターから取り出すとスプーンとピンが外れたのと同じ状態になるので、そのまま放り投げるだけで炸裂します。
安全装置はこういう感じになっています。このくさび形の突起が信管を固定してくれます。
ホルスター側についてるこの楔が挟まるから信管が固定されて暴発しないんすね。 pic.twitter.com/QMlBhQglS3
— SNAFU (@snafuffu) 2016年11月15日
ホルスターから外すだけで投げられる
ピンとスプーンが不要になるのと同じことですが、ホルスターから外すと安全装置が解除された状態になるので、あとは投げて地面に落ちたところで起爆します。
感覚的にはFPSゲームでグレネードを投げるのと同じような感じでサイクロングレネードを運用できるようになります。
①ホルスターからサイクロンを外して、②狙ったところに投げる
この2ステップだけです。
下の方で動画を載せていますが、時間的には2秒未満で投げられます。
一旦ホルスターから外しても簡単に元に戻せる
サバゲー中にサイクロンを投げようとしたときに、ちょっと手間取っている間に投げようと思っていたところに味方が進んできたり、敵がダウンしてしまったりといった理由で投げる機会を失ってしまうことがよくあります。
このホルスターなら一瞬で投擲できるのでそういったこともほとんど起こりませんが、投げようと思ったけどやっぱやめ!といったときもこのホルスターであれば簡単に再度装着することができます。
これまじすげー(゚ω゚) pic.twitter.com/Yf5qIYLiyb
— SNAFU (@snafuffu) 2016年11月15日
ホルスターごと脱着できる
このホルスターはベルトとMOLLEの両方に対応しています。
取り付けは下の画像のような返り付きのフックになっていて、フックは弾力があります。
グレネードをホルスターに取り付けて投げられる状態にした後、投げずにゲーム終了したときはホルスターごとベルトやMOLLEから取り外して、フィールド所定のグレネード置き場に置いておくことができます。
弾とガスを装填済みのグレネードをセイフティに持ち込むことを禁止しているフィールドは多いと思いますので、ホルスターを簡単に脱着できるのは大きなポイントといえます。
ホルスターに装着したままガスと弾を装填できる
DCI Gunsさんでは推奨していない方法ですが、このようにグレネードを安全状態でホルスターに装着したままでグレネードの裏蓋を開閉することができます。
これによってホルスターに装着したまま安全にBB弾とガスを装填することができます。
この状態で弾とガスも入れられる! pic.twitter.com/AblwgEDVqu
— SNAFU (@snafuffu) 2016年11月15日
投げたあともホルスターに装着できる
投げたグレネードを回収した後、ダンプポーチ等の収納スペースがない場合はホルスターに簡単に再装着することができます。信管を上向きにした状態でカチャッとはめるだけです。
ホルスターの強度は強そう
メーカー公式の動画でホルスターを勢いよく地面に叩きつけているものがあります。
固いコンクリートブロックにぶつけても平気みたいなので、強度はかなりあると思います。
実際にサバゲーで使っている様子
実際にゲーム中に投げているシーンをいくつかピックアップしてみました。
どのシーンを見ても分かるとおり、ホルスターに手をかけてから投げるまで2秒かかってない感じです。
また、目線をグレネードやホルスターに移すことなく投擲モーションに入っていることからも、投げたいと思った瞬間に投げられていることが分かると思います。
予想はしていたとはいえ、初日にこの感覚で投げられるのは驚きましたw
問題点
という感じでほとんど非の打ちどころのないサイクロンホルスターですが、グレネードを投げすぎてしまうというところがネックかなあと思います。
サイクロンとこのホルスターのセットを2個もっていますが、これだと少しもの足りない感じがします。感覚的には4つぐらいあっても持て余すことはなさそうなので、買い増しを検討しているところです・・・。
2017/2/17現在の最新バージョンについて
以前にツイッターでもつぶやいていたのですが、僕が購入した初期バージョンの製品は2つともベルトクリップの根元の部分から破断してしまい壊れてしまいました。。(1日に10回以上は投擲するので酷使しすぎたというのはあるかもしれませんが・・w)
もしかしたら強度的な問題があるのかなぁと少し心配していたところ、なんとメーカーであるDCI Gunsさんから最新バージョンの検証をしてみてもらえませんか?という打診をいただいたので、今回検証させていただきました!
グレネード1000回脱着テスト
せっかく検証させてもらえるのだから思いきり酷使してみよう!wということで、グレネードホルダーをベルトに取り付けた状態で、サイクロングレネードを1000回連続で脱着させてみました。(腕が疲れました。)
結果としては、以前に破断したベルトクリップの付け根部分については全く問題なく、最終的に他に異常がみられる部分もありませんでした。かなり強度が上がっている印象です。
どこが改善されたのか?
以前はグレネードを取り外す際にクリップのアーチ部分に力がかかり、少したわんでいたような印象があったのですが、最新バージョンはクリップ部分がかなり分厚くなっていてアーチ部分がたわむことがありませんでした。
最新バージョンです。
こちらは以前のバージョンです。ベルトクリップの形状と厚みが違うことが分かると思います。
また、グレネードを保持するホルダー部分についても肉厚化の改善がされています。
さらに取り出し口の幅が少し広くなって、よりスムーズにグレネードを脱着することができるようになっています。
3Dプリンタ製のパーツについては強度面に不安をもつ方もいると思いますが、一方で、ユーザーからの声をもとに迅速に製品を改善していけるというメリットもあると思います。
今回最新バージョンを検証させていただいたことで、DCI Gunsさんがユーザーの声をしっかり拾っていて、意欲的に製品の改善に取り組まれていることがわかりました。
今後もDCI Gunsさんの製品については追いかけていきたいと思います。
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