投げるタイミングを逃さない!サイクロンインパクトグレネードの扱い方

サバゲー装備

 

今回はサバゲーで安全かつ効率的にサイクロンインパクトグレネードを扱う方法です。

この記事の方法よりもDCI Guns製のホルスターを使う方がおすすめです。以下記事をご覧ください。

一瞬で投げられる!DCI Guns製サイクロングレネード用ホルスター
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サイクロンインパクトグレネードとは、エアソフトイノベーションズ社が販売しているエアソフト向けのハンドグレネードです。

 

ガス駆動式で初速約70m/s、投擲時の衝撃を感知して起爆するタイプで、ガスの噴射力で本体を回転させると同時に140発のBB弾を瞬間的に撃ちだす仕組みです。

 

おそらく市販されているハンドグレネードの中ではもっとも威力が高いのではないでしょうか。

初速70m/sとなると、ガスブローバックハンドガンや電動ハンドガンと同じぐらいですよね。

 

 

エアソフトイノベーション社には従来品のトルネードグレネードがありますが、サイクロンの方がずっと威力が高いです。

 

また、BB弾の飛び方にもかなり違いがあります。

 

トルネードグレネードではBB弾がシャワーのように噴き出すのに対して、サイクロンインパクトグレネードはインドアフィールドであれば天井に弾がビシバシ当たるような勢いです。

 

以前に2階建倉庫の横で起爆させたときは、2階部分まで弾が飛んでいくのが確認できました。

この威力は大容量のガスタンクによるところが大きいと思います。

 

サイクロンはおそよ15g、ガス缶からの注入だと約7秒で満タンになるのに対し、トルネードは3,4秒程度注入するとそれ以上は入らなくなります。

スナフの動画にタイマー式トルネードグレネードとサイクロンインパクトグネレードを投げ比べている箇所があります。

 

下の動画の5:45からです。起爆時の本体の動きに注目すると威力の差がわかると思います。

サイクロンは本体が弾けるように起爆しています!

 

サイクロンインパクトグレネードの注意点

このようにサイクロンインパクトグレネードは非常に高性能で魅力的な製品ではありますが、安全装置であるスプーンが脆いためにすぐに破損するという致命的な欠点があります。

 

まずは修理したスプーンと新品のスプーンの比較画像から。これらのスプーンは両方とも正常に機能します。

 

ちなみに修理は細いアルミの棒(空き缶のプルタブ)とプラリペアで行いました。
Cyclone Impact Grenade spoons

次は破損してしまったスプーンです。上の画像と比べるといくつかの突起が折れて無くなっているのがわかると思います。

 

下の画像で折れてしまっている一番大きな突起がなくなるとグレネードの信管を安全状態で保持できなくなるので、グレネード本体にスプーンを取り付けていても衝撃により起爆してしまうとても危険な状態になってしまいます。。
Cyclone Impact Grenade broken spoon

 

ちなみにスナフはサイクロンを2つ持っていますが、数回投げただけで両方とも破損しました。。

 

また、他の人のグレネードでも起きているので製品自体の欠陥だと思います。(本来はこういう突起部分にはリブを付けて補強しなければならないはず。)

スプーンの破損を防ぐには・・?

通常、ハンドグレネードはスプーンをセットした状態で投擲するのが一般的です。

要はスプーンごとグレネードを放り投げるということです。

 

ただ、サイクロンはスプーンを投げると落下の衝撃で破損してしまいますので、投げる前にスプーンを外して本体だけの状態にして投擲します

 

これで破損することは一切なくなりました。

 

スプーンを外してしまうと投擲モーションで起爆してしまうのでは?という心配もあると思いますが、軽く下投げする程度の力で起爆してしまったことは今のところ一度もありません。

 

サイクロンを投げるときは、

  1. ピンを抜く
  2. スプーンを取り外す
  3. 投擲

この順番です!

ゲーム中に効率よく使うための工夫

スナフはこのようにしてピンとスプーンを紛失しないようにしています。

まずピンをリールクリップに結び付け、さらにピンとスプーンをゴム紐で結んでます。

リールストラップはポーチの底に固定して、スムーズにポーチからグレネードを取り出せるようにしています。

投擲後はリールの力でピンとスプーンはポーチに戻ります。
Cyclone Impact Grenade strap

リールストラップをポーチに固定するとこういう感じになります。

 

わざわざフタ付きのポーチに入れなくてもいいんじゃないの?という見方もあると思いますが、万一暴発したときもポーチの中であればBB弾が広範囲に飛び散ることはないだろうという配慮から、この入れ物を採用しています。

 

 

Cyclone Impact Grenade pouch

サイクロンインパクトグレネードの装弾作業

取説通りの作業ですが、スナフは装弾作業をセイフティでは絶対に行わないようにして、必ずフィールド側で作業するようにしています。

 

スプーンを被せるときは突起が折れていないことを毎回必ず確認→ヘッド部分を組み立て→本体とヘッドの組み付け→BB弾とガスの装填→底蓋を締めるという流れです。

 

ガスは約7秒でいっぱいになります。ガスブロハンドガンとかと同じタイプのバルブなので満タンになれば吹き返しでわかると思います。

 

最終的にこういう感じでポーチに収まります。
Cyclone Impact Grenade

ポーチ自体もセイフティに持ち込まない工夫

ポーチをこのように脱着式にしてガンベルトに引っ掛けています。ゲームが終わったらフィールド内にポーチごと置いておいて、ゲーム開始前にまた装着するという流れです。

 

ゲーム中の暴発はまだしも万一セイフティで暴発させたら出禁になりそうですし、他のお客さんをケガでもさせたら損害賠償になるので念には念を入れています。

 

なお、この脱着機構はとてもダサいので、他に格好いい方法があればぜひ教えてくださいm(_ _)m
Cyclone Impact Grenade pouch
最後に、ゲーム中にサイクロンインパクトグレネードを実際に投げている動画です。
ポーチオープン、取り出し、ピンとスプーンを外して投擲という一連の流れがご覧いただけると思います!

 

(2016/11/16追記)
上記のポーチからDCI GUNS製のサイクロングレネードホルスターに移行しました。
暴発を防ぐ安全性と迅速に投擲可能な仕組みを兼ね揃えたかなりいいホルスターです。
これを使えばピンとスプーンが一切不要になり、さらに片手でホルスターからの脱着ができるようになりますので、投げたい瞬間にグレネードを投げられるようになります!
詳細は追って別記事にする予定です。

脱着は以下動画のようにとても簡単です。

暴発を防ぐ機構はこうなっています。

ホルスターは簡単にベルトから外せますので、この状態で弾とガスの装填が行なえます。

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